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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


もぐらの穴みたいな地下鉄を
くぐり抜けて どこまで行くの

夜は なぜか今夜は優しくって
冷たいはずの風さえ僕の味方なの

ナイトスイミングで 下手くそなクロールで
夜明けを 目指す僕らは一人きりだ

真っ赤な太陽 サンタモニカ

海辺のマーメイド まばたきのあとの

瞬間のフラッシュ わずかに香る花

潮騒の メモリー 押し寄せてくる波

遠い渚の秘め事 濡れた 白いシーツも

美しい うなじのシャープなラインに

消えて 消えてゆく。

2016/01/09 (Sat)

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