アスファルトに影を落として近づけそうで 近づかない距離から君の手をじっと見つめているよ今ならその手を握ることができる夕暮れが赤く染める街を歩く僕らは宛もなく 頼りなく行き場のない思いを孤独に抱きながら笑うことも泣くことも特別にしないで 黙ったままの静かな恋です。
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