さよならを 一つ一つ雨粒に重ねながら数えていた見てきたすべてや聞いてきたすべてで世界を決めつけて 作り上げたイメージは所詮、紛い物だ坂道を下りてくる バスに乗るための小さな 恥じらいも夢に預けたら行こう当たり障りのない 日々が続くのらりくらりとかわしていく尖った声を誰かの優しさが そっと消してくれるありがとう 愛してる 溢すように涙が言葉を つたって君の胸に 溢れた。
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