うつろな瞳は 絶望という喫茶店に憩う加速をつけたように先を急ぐ時計は回り続ける レコードは風に もてあそばれ何度も重ねたさよならは六畳間の 畳の匂いに混ざり消えていく苔むした 部屋に 街は広がり道を伸ばして 国を作っていく南の窓を開けて 旅に出よう翼はなくとも イメージだけで飛べるここからは少し ダークサイド 油断したらそのまま地獄行き。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]