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どるとるの部屋


[7339] 水棲都市
詩人:どるとる [投票][編集]


うつろな瞳は 絶望という喫茶店に憩う

加速をつけたように先を急ぐ時計は

回り続ける レコードは
風に もてあそばれ

何度も重ねたさよならは
六畳間の 畳の匂いに混ざり消えていく

苔むした 部屋に 街は広がり
道を伸ばして 国を作っていく

南の窓を開けて 旅に出よう
翼はなくとも イメージだけで飛べる

ここからは少し ダークサイド
油断したらそのまま地獄行き。

2016/02/07 (Sun)

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