詩人:どるとる | [投票][編集] |
眠りから覚めたのは夕方も過ぎたころ
青白い星が窓に映る 約束は彼方
雪の降る夜には とても悲しいことがある
すれ違うだけの日々を生きてる
雪の降る夜には 言葉さえ 凍りついて
これ以上 先へは歩けない
小さな罠に 気づけずあなたを責めたね
愛してるなんて 口だけだって 思った
雪の降る夜には 心まで かじかむのです
どこか冷めたように突き放す眼差し
雪の降る夜には ささくれた唇
これ以上 嘘は突き通せない
雪に埋もれた 思いを 例えば
全部、素直に受け入れられたなら
明日から僕らは少し優しくなれるのに
あまりに 気づくのが遅すぎた
雪の降る夜には とても悲しいことがある
すれ違うだけの日々を生きてる
雪の降る夜には 言葉さえ 凍りついて
これ以上 先へは歩けない。