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どるとるの部屋


[7342] 日はまた昇る
詩人:どるとる [投票][編集]


春になって 花が咲いて少しは何かがマシになって

スタートラインから延びている延長線上に今日はあって

僕らは今日も その上をひたすら歩いてる

とある 掟に縛られて 身動きとれない僕らは
自由な体を もて余した

加速してくスピードに乗っかって
どこまでも終わらないストーリー

笑って泣いて それだけで日は暮れて
飯にありつくために汗水垂らして

報われない昨日も 割に合わない今日も
生きていれば 何度でも日はまた昇る

夢から覚めたように 暦は一周して いろんなことが変わる

出会いと別れのその中で ひとつでも無意味なものはなく

優しい痛みに包まれて少しだけ前に進んだ

季節の あとを追うつもりはない いくらでも置いていって

下降してく 時間に引きずられて
死の淵へ ドライブと洒落込もう

よくあるシチュエーションに よくあるタイミング

どんなにだめでしょうもない自分にも
生きていれば 何度でも日はまた昇る

夜の片隅に消えてくだけの涙を誓いに変えたら 少しはマシになれる

未来に咲かすための可能性を 僕らは手のひらに今握ってる

加速してくスピードに乗っかって
どこまでも終わらないストーリー

笑って泣いて それだけで日は暮れて
飯にありつくために汗水垂らして

報われない昨日も 割に合わない今日も
生きていれば 何度でも日はまた昇る。

2016/02/07 (Sun)

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