詩人:どるとる | [投票][編集] |
まるで こんなんじゃ 昔の西部映画のちょっと軽快なウェスタンソングだ
揉み藁の 塊が 風に吹かれ
ちょうどよく 馬車馬の前を通り過ぎた
保安官の 胸に輝く金色の星の バッジ
カウボーイが 牛を追いかけて ゆくよ
口裏 あわせて 嘘と本音の
ちょっと 嘘臭いカウボーイソング
何の意味も 理由もないけれど
ただ 楽しむために
笑うために 歌うのさ
青い空には 浮き雲ひとつ 口笛が 牧場を染める
ああまるで こんなんじゃ 昔の西部映画の ワンシーンに
3を数えて 振り向き様に 銃を撃て
ニワトリ コケコッコー
ウェストタウンの 夜が明ける
お手を 拝借 音を鳴らせ
たたん たたん 気ままなもんだね
その日暮らしも さまになり
カウボーイは 今日もまた牛を追う
ハイヨーシルバー 馬の蹄が 西部を走る
口裏 あわせて 嘘と本音の
ちょっと 嘘臭いカウボーイソング
何の意味も 理由もないけれど
ただ 楽しむために
笑うために 歌うのさ
青い空には 浮き雲ひとつ 口笛が 牧場を染める
遠い昔に どこぞの誰かが歌った
カウボーイソング
鼻歌混じりに 声をあわせて
歌ってみたら あら不思議
心だけなら 西部映画の 中に 入れるよ
気分は 縄を 手に 牛を追うカウボーイ
ガタイのいい心やさしき西部の男。