バスに揺られること 15分弱窓の外ばかり気にしている猫と戯れながら 夜明けを待ってた詠み人知らずの 唄のようさ誰かこの気持ちを 代弁してほしい目が覚めたときの まだぼんやりとした頭のままでふと思った 「あなたに会いたいな」僕が好きな歌うたいは悲しみさえも笑って 歌ってた僕もまた 同じ志持つ人甘くて酸っぱいブルーベリーを口にして ふと目を閉じてパッと目を開けたら 世界が変わったそんな気がして でんぐり返しで飛び込む 蜃気楼。
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