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どるとるの部屋


[7453] 透明の羽根
詩人:どるとる [投票][編集]


雨に 濡れた午後 差し出した手のひらは
傘になって 君を守るよ

繰り返し 繰り返す
命の めぐり
行き交う 刻の中で
出会い
別れ そしてまた 出会う日々

とりとめもないことさ ある日僕は

跡形もなくなって 夢の後先

透明の羽根は 飛んでゆく
誰も知らない 空の果て

新しい 色を探して
いつの日か また同じ気持ちに
出会えるために。

2016/03/04 (Fri)

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