雨に 濡れた午後 差し出した手のひらは傘になって 君を守るよ繰り返し 繰り返す命の めぐり行き交う 刻の中で出会い別れ そしてまた 出会う日々とりとめもないことさ ある日僕は跡形もなくなって 夢の後先透明の羽根は 飛んでゆく 誰も知らない 空の果て新しい 色を探していつの日か また同じ気持ちに出会えるために。
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