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どるとるの部屋


[7492] 未来
詩人:どるとる [投票][編集]


安っぽい言葉たちが空から舞い降りる
遥か何億光年からのプレゼントのように

星が手のひらに落ちたその日の夜は
奇跡みたいなまやかしも信じられた

あの頃は二人共 本に夢中だった
ファーブル昆虫記とシートン動物記
その二冊が 僕らのバイブルだった

世界の すべてがなんだって
未来が どれだけ変わっても

肝心なところはいつまでも変わらない
僕は僕で不器用さ前回でやってくよ

あらゆるイメージを総動員して
これから訪れる未来を待ち焦がれる

望遠鏡を覗く少年のような心で
まずは手始めに明日を楽しみにしよう。

2016/03/16 (Wed)

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