詩人:どるとる | [投票][編集] |
忘れられた街のどこかでまた夜が明ける
誰かが開いたドアの向こうに朝が輝く
迷ったり悩んだりしている間にひと悶着
開いたり閉じたりするまぶたを
今だけはしっかり開いているんだ
不意を突くように落ちる星
踊る影法師 光と影のいたずら
真っ赤に燃えてすぐに黒焦げになる
いつか旅立った光景を遅れて見てる
ほら今新しい一歩を踏み出したあの星は
本当はもう 光ることはないのに
地図にない道を行こう 目を閉じて探すよ
どこにあるかもわからない宝物を
答え合わせとか辻褄合わせとかいらない
そもそも答えなんてあるのかすら怪しい
ならば邪魔な思い込みは捨てて 行こう
弓矢を放つ人の形 夜明けの空から
放たれるサテライト 闇を切り裂いて
隠れてた太陽を引きずり出すよ
恥ずかしがってないで出ておいで
君がいなくちゃ僕は笑うことさえできない
僕にも余りある光をください
雨のち晴れを 飛び越えて
また晴れになる
繰り返す 生き死にの中で
回り続ける ループ
不意を突くように落ちる星
踊る影法師 光と影のいたずら
真っ赤に燃えてすぐに黒焦げになる
いつか旅立った光景を遅れて見てる
ほら今新しい一歩を踏み出したあの星は
本当はもう 光ることはないのに。