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どるとるの部屋


[7698] かいぶつの夜
詩人:どるとる [投票][編集]


夜をキャンパスにして闇に描く光

延長数回戦の 見えない勝負の行方とか

見守るように そっと見送るまなざし

かいぶつの腹の中にいつかおさまるだけ

時間は 生物腐るのも早い

だから、切なさは明日も変わらない

あとに残される痛みは誰の名を呼ぶの

ゆるやかな波がさざれ石をけずる

記された手紙は 心に何を 伝えるだろう。

2016/04/23 (Sat)

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