ゆらゆらと さまよう 影ひとつ視界の隅に置き去りのララバイピアノが奏でる不協和音悲しみとあと一文字のエトセトラ夢心地で目が覚める覗きこむ レンズその向こうのまぼろ乱気流のワルツそれは見紛うことのない真相心理立ち眩みを起こしそうな カラフルな世界に取り残されて僕は上手に死ねない命をもて余している地球が闇に 浮かぶだけの途方もないでっち上げ蜃気楼であればいい。
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