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どるとるの部屋


[7718] はなつ
詩人:どるとる [投票][編集]


つまりは等身大の 僕を見せたくて
走り出す まだ大人のふりも苦手だ

あくびばかりしてる猫をからかいながら
夜明けの光を道しるべにすっ飛んで行く

目の前の壁が高けりゃ高いほど
やるぞって気になる 僕も大概だなあ

遠慮してちゃきっと何も変わらない
若い今だからできる 無謀な一手を

未来に向かって はなつ心を
今スタートラインに立たせよう

何一つ 思うようにいかないなあ
うまくいったことだけなら味気ないよな

自分一人で立てない
力もたいしてない
何があるだろう?空っぽの荷物を探る

見上げた空のぬけるような青さに
思い直したように 呼吸を整える

ばらばらの思いをひとつに集めて
照準絞って 解き放つ僕自身

鉄砲玉みたいに はなつ心が
やっと スタートラインに立ったよ

何重にも 積み上げられた 努力や頑張りにふさわしい
未来などはなくていい ただ、諦めた後悔だけはしたくないだけなの

目の前の壁が高けりゃ高いほど
やるぞって気になる 僕も大概だなあ

遠慮してちゃきっと何も変わらない
若い今だからできる 無謀な一手を

未来に向かって はなつ心を
今スタートラインに立たせよう。

2016/04/27 (Wed)

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