詩人:どるとる | [投票][編集] |
ありふれている
ありきたりな日々
あくびが止まらない
野放しにしたら眠ってしまいそうなほど退屈な日々
それでもそんな僕も一瞬でたたき起こしてしまう
そんな鮮やかな朝に
君が笑った
太陽はさんさんと輝きを放っている
青い空がいつものように広がってる
なんてありふれているんだろう
だけれど そんな思いをよそに
なんてすばらしいんだろう
そんな思いがシェイクした炭酸水みたいに箱を開けた途端一気にあふれ出す
君が笑ったから今日は幸せな1日さ
ただそれだけでもう
君が泣いたから今日は悲しい1日だ
ただそれだけでさ涙が止まらないんだ
僕は君の心の変調を即座に指し示すいわば何かの計測器みたいなものなのさ
心に太陽を輝かせてみよう
悲しみは願ったって消えないものなのさ
幸せなことが当たり前に思うくらい幸せな今だから思う
それは全て君のおかげなんだと
君が見せる笑顔に
君が見せる涙に
僕の心の針は左右にはげしくふるえその笑顔や涙がじかに心に伝わって僕も同じ気持ちになるんだよ
涙と笑顔で程よく混ざり合った日々よ
続いてゆくがいい
ありふれている
ありきたりな日々を
君がいつか変えてくれました
ありがとう
どれだけ感謝しても感謝しきれないほどの気持ちです
ありきたりなことが
ありふれていることが
こんなに幸せなことにも気づけないまま
僕はただ欲望に目も心もくらんでいた
でも君が気づかせてくれた
僕の愚かさや
今までの愚かさを
言葉とか意識とかはやがて時間がくれば全て消えてしまうけど
いつか消えてしまっても残せる思いや気持ちがあるならば残しておきたい
君は僕を照らす太陽
僕の 僕だけの太陽だ
悲しみに降られても
涙が止まらなくても
君はいつでも君で
慰めきれないとしても太陽のような絶え間ない愛で僕を包んでくれる
今日もほらすぐ傍で。