ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 愛してるのそのあとに

どるとるの部屋


[7741] 愛してるのそのあとに
詩人:どるとる [投票][編集]


この頬を 伝う悲しみには
名前なんて 便利なものはなく
いつまでも僕から離れない

好きじゃないのに
繋いだ手を離せないまま
あなたの 瞳を見つめている
僕の中にまだ残る 灯る君への思い

愛してる なんて何度言うのかなあ
そして何度 謝るのかなあ
同じような シチュエーション
同じような タイミング

君は 僕のこと仕方ない人ねと
少し 照れながら いつも許してくれる
差し出した僕の手は 君のぬくもりをいつも 探してる

愛してるのそのあとに 何が残るだろう
喧嘩する前よりももっと仲良くなってる
キスの下手なところも方向音痴なところも

昔から変わらないのに変わらないことが
うれしくて たまらなくて
何度でも 確かめる君のぬくもり
夢じゃない 頬をつまんでも覚めない夢

愛してる なんて本当は必要ないんだよ
言葉にしなくてもわかるのが愛だから

ハウマッチだよ
ハウリングするよ

喜びの雨の降る 傘はいらない 濡れてしまおう 二人 熱い雨に

愛してる なんて何度言うのかなあ
そして何度 謝るのかなあ
同じような シチュエーション
同じような タイミング

君は 僕のこと仕方ない人ねと
少し 照れながら いつも許してくれる
差し出した僕の手は 君のぬくもりをいつも 探してる。

2016/04/30 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -