その目に映る世界が 写真のように
たったひとつの何かを 被写体にしてるなら
僕はさぞかし邪魔だろう
だから、ただの景色になるよ
口笛 吹きながら 終わりを待つ
空はただ 雲を浮かべて 徒然なるままに
筆を走らせ 日々を綴るだけ
猫が 鳴いたよ 帰り道の黄昏 おいてけぼりの影
君の名前を呼んで ちょっとだけ困らせたい気持ちになる
この世界が 幻になるまえに
つかまえてごらんなさい幸せを
いろはにほへとと 笑った日々が
いつの間にか思い出になるから
いつの間にか 宝物になるから。
2016/05/13 (Fri)