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どるとるの部屋


[7818] いろはにほへと
詩人:どるとる [投票][編集]


その目に映る世界が 写真のように
たったひとつの何かを 被写体にしてるなら
僕はさぞかし邪魔だろう
だから、ただの景色になるよ
口笛 吹きながら 終わりを待つ

空はただ 雲を浮かべて 徒然なるままに
筆を走らせ 日々を綴るだけ

猫が 鳴いたよ 帰り道の黄昏 おいてけぼりの影

君の名前を呼んで ちょっとだけ困らせたい気持ちになる

この世界が 幻になるまえに
つかまえてごらんなさい幸せを

いろはにほへとと 笑った日々が
いつの間にか思い出になるから

いつの間にか 宝物になるから。

2016/05/13 (Fri)

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