涙ぬぐうハンカチもないのなら僕が君の 悲しみにそっと傘を差し出そう小さな傘だから きっと頼りないだろうでも君のためを思えば頑張れるよきれいごとでもいい 誰かを愛せたらいつか 強がりも立派な武器になるかな目を閉じても消えない あなたの顔を描いてはまた消して少しずつ自分のものにしてく手にした傘は 悲しみを 受け流すほど大層なものじゃないが 君を守るよ報われない君の明日に傘を 差し出そう。
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