図書館の隅っこでうずくまるように本を読んでいた窓は茜に赤く染まり折れ曲がった陽射しが本棚を照らす僕はただ主人公になりたいだけこの名前もない物語の世界に 降り立ちたいだけそしていつか 迎える見せ場で君の ヒーローになりたい。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]