詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたのいなくなった部屋を見渡して気づく
こんなにこの部屋は広かったこと
あなたの残したものを一つ一つ
思い出しながら 思い出からも
あなたが消えないように 時々思い出しているよ
笑ったこと 泣いたこと 喧嘩したこと
すべては思い出せないくらいいろんなことがあったね
助けたことよりも助けられたことのほうが多いのは
情けないけど 今はそれが かけがえのないものに思える
今の気持ちに合うのはありがとうかな
それとも愛してるかな なんだろう
あなたが くれたものは時間でしょうか
目には見えない宝物が 今の僕を飾ってる
あなたが生きてたことを 僕は忘れないよ
薬指にはめた指輪 挙げられなかった結婚式
白いドレスはあなたによく 似合っただろうな
雨の日の夜に 二人で半分こして食べたカップ麺
どんなご馳走よりも 美味しかった
大切なのは 時間ではなく そこに込められた 思いや気持ちだ
けっして長くはない短い 君とのひとときを宝物にするよ
今の僕の気持ちは きっと君に届くかな
痛みは忘れらなくても思い出があるから
雨の日も晴れの日もただ 仲むつまじく
暮らしていた あの幸せは多分もう味わえないだろう
流れ星が流れるたび 君を思って
会いたいなと叶うこともない願いをしてしまうよ
笑ったこと 泣いたこと 喧嘩したこと
すべては思い出せないくらいいろんなことがあったね
助けたことよりも助けられたことのほうが多いのは
情けないけど 今はそれが かけがえのないものに思える
今の気持ちに合うのはありがとうかな
それとも愛してるかな なんだろう。