夜明け前の 光が僕を追い越していく撫でるように陽射しが水面を走る渡り鳥は 空を飛ぶ風を味方にして世の中を上手く泳ぐことも出来ないズルをすることも あまり好きじゃないその翼で切り裂け夜をくちばしでつまんだ太陽を空に放って 街に朝を降らせる君は ハミングバード。
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