詩人:どるとる | [投票][編集] |
空は日暮れて 茜雲が浮かんでる
ふと立ち止まり歩道橋から眺めたら
なんだか訳もなく泣きたくなるの
涙は優しく このほほに音もなく流れる川
よごれた心を掃除するように 洗ってくれる
帰ろうよと笑う 君の声がする
太陽みたいな 温かい手が燃えている
夕日のせいだね 君の顔まで真っ赤っか
探さなくても幸せはもう 手にしている
合鍵を渡してあげよう君のために
料理して待ってるよ君のアパートで
下手だけど頑張って作るからね食べてね
手もつなぐ人もいない 帰り道が寂しいのは
手の温もりや愛する気持ちに出会ったから
夜がそこまで迫ってきてる 追い付かれないように
走ってもいつの間にか月は頭の上
ただいまと言っておかえりで出迎えられ
まぶしい光の中に君の笑顔を見つける
世界で一番 僕の安心する場所
何万回のありがとうも愛してるも
君の笑顔を見た瞬間に返せぬほどの
喜びと 幸せが僕の中にあふれるんだ
帰ろうよと笑う 君の声がする
太陽みたいな 温かい手が燃えている
夕日のせいだね 君の顔まで真っ赤っか
探さなくても幸せはもう 手にしている
これ以上の幸せは
もういらないよ
でも願い事がひとつだけ叶うなら
君と死ぬまでずっと一緒にいたい
そう思ったりなんかしている。