どんな悪人でも善人でも 関係なく雨は等しく 人の頭の上に 降るんだよ不用意な 無防備な肌をさらけ出した白い地面に突き刺さる痛みのない とても気長な 殺戮は続く悲しみに暮れる僕の心に そっと傘を 差し出してくれたのは君だった雨に歌えば この世界には悲しみなんてないよとちょっと 笑いながら言えるよ傘がないのなら 僕のこの腕の中へお嫌じゃないならあたためてあげる。
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