公園通りに桜が舞う記憶を手繰り寄せながら過ぎ行く 季節の真ん中で思い出すあの日の出来事六畳の部屋で そだてた愛を小さな ちゃぶ台に乗せながら洗濯物干す 夕暮れ君の背中を眺めてる幸せは つないだ手のひらに伝うぬくもりが そのすべて目に見える幸せなどありふれている目には見えない幸せを抱えたとき人は昨日より一歩前に進む窓辺に花を 置くように暮らしに華を 添えたけりゃ心を歪ませずこの退屈を 愛すこと それが幸せへの一番の近道だと知れ。
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