ふいに手を離した僕はまた 明日も会えると思ってた手繰り寄せて 釣り上げた針にかかったのは 長靴みたいな 思い出ガラスでできた思い出だからひび割れてしまう劣化してしまうそれでも捨てられない その理由を僕はいつか知ることになる。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]