駅前通りは 人であふれ賑やかにふいの隙を突かれ人恋しさに こがれた寂しさを ひけらかして 涙を見せるなんてみっともないよと 強がった 昨日の僕遠ざかってく 誰かの影が 坂道の頂上でさよならと手を振った燃えるような空の色が炎を上げて景色を ぼんやりと浮かばせている切なさは 少しだけ優しさに似ていたそれだけを伝えたくて 家路を急ぐ。
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