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どるとるの部屋


[8166] 明日も僕は君の隣で笑っているだろう
詩人:どるとる [投票][編集]


気づけば日は短くなっている
暦はまだ寒がるには早いのに
手を伸ばせば届きそうな距離に
新しい季節は目と鼻の先

先を急ぐ旅でもないのに
どうして僕は急かされているんだろう


そこにある悲しみに
そこにある喜びに
泣いたり笑ったりたまに 憤る

誰かに愛されている そして誰かを愛している
そんなありふれた日々が
ただどこまでも続いてく
明日も 変わらず君の隣で
僕は 笑っているのだろう

君と手を繋いで歩くには
ちょうどいい距離の道を歩く
くだらない話なんかしながら
まだ知らない君を探している

マニキュアを塗った爪先が見えてる
似合ってるね たまにはお世辞も言うよ

雨の日も 晴れの日も 君と一緒なら
それなりに楽しい日になるだろう

猫に餌をやったり 空を見上げたり
ギターを弾いたり 下手くそな口笛吹いたり
離ればなれの夜も君と僕をつないでる
どんなときでも消えない思いが

赤い糸なんて さらさら信じてない
でもね運命ってものが時々
僕をからかうんだよ
だから、照れながら からかわれてみるのもいいな

そこにある悲しみに
そこにある喜びに
泣いたり笑ったりたまに 憤る

誰かに愛されている そして誰かを愛している
そんなありふれた日々が
ただどこまでも続いてく
明日も 変わらず君の隣で
僕は 笑っているのだろう

そして君は僕を 僕は君を思うのだろう。

2016/08/19 (Fri)

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