何万光年も 離れた場所からでも光は届くふわり君の髪の匂いを夜が包んでいる名前も知らない星の光を追いかけて追いつける筈もないのに走る数えきれない星が夜空を埋め尽くして誰かの願いを運び届けてくれる銀河を走る 列車の窓から見下ろした遠くなる 街並みは彼方に消えていく。
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