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どるとるの部屋


[8238] 余命
詩人:どるとる [投票][編集]


花と同じ運命を
背負うなんて
気づかないまま
過ぎた季節を
指折り数えた

大好きな小説と
学食のコッペパン
窓から見える空は
終わらない物語を
語って聞かせてる

僕が重ねた日々を
積み上げた時間を
昨日の僕なら
笑うことができる
まだ知らない今日の僕を
途方もなく遠かった明日を
残された余命があと少しだってさ
それまでの永遠を輝かせられたなら
僕は何度でもまだ笑えるから。

2016/09/11 (Sun)

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