詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜が明けるのを待っていたよ
ずっとここでうだうだしながら
地団駄踏んで 言い訳も並べて
嘘もついて 誰かを困らせた
海鳥が 飛んでく
追いかけるように 風が走る
太陽が街に落ちてきて 目映い光に
包まれた街 朝が迫る足音
新しい ページに最初の一歩を刻め
その一歩はやがて 君を夢の場所に導く
いくつかの言葉とメロディ
道連れにした 昨日までの僕の影
重ねた思い出に 微笑みかけて
まだ夜明けまえの空をにらんだ
見上げた空には 星がまだ輝いていた
お皿に割り落とした卵を かき混ぜて
レタスを切って 盛りつける
パンが焼けたなら 席に着こう
窓から吹き込む風がカーテンを舞い上げる
いつかたどり着く
明日は あてもない
空に消えた ささやき
花はつぼみを抱いて
命を未来につなげてく
太陽が街に落ちてきて 目映い光に
包まれた街 朝が迫る足音
新しい ページに最初の一歩を刻め
その一歩はやがて 君を夢の場所に導く。