ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 約束

どるとるの部屋


[8301] 約束
詩人:どるとる [投票][編集]


遠く遠い彼方から君を呼んでいる声がする

早く運命の巡りあいを果たせというのです

いくつもの 悲しみと喜びを
同じだけ 背負って

君はここまでたった一人で歩いてきたんだね

差し出された手を握りしめたら
もう二度と 離さない

ずっと昔から 君を知ってきた気がする

そんな 運命に導かれて出会った二人

教会の鐘が天高く美しく響いたらら

誓いの言葉ひとつ 口づけで結ぶ約束

幸せにするよと 僕が呟けば
幸せになってみせるわと君は笑う

重ねた 時間よりも
その中にある 輝く光 見つめていよう

幸せが何かなんてまだわからない
だから探すんだ 今から

どこかで出会ってた そんな記憶がある

冗談なんかじゃない 君を探してた

白いベールに包まれた 君の素顔

とてもきれいだよ ドレスに負けない位

泣きながら 君のお父さんは
娘を幸せにしてくれと 僕に言った
バージンロードを歩く君が
歩いていく先に 幸せはある
僕は信じてる

ずっと昔から 君を知ってきた気がする

そんな 運命に導かれて出会った二人

教会の鐘が天高く美しく響いたらら

誓いの言葉ひとつ 口づけで結ぶ約束

もうほどけぬように かたむすび。

2016/10/02 (Sun)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -