風にささやいた 誰かの悪口胸を突き刺して えぐったよやっぱり僕には悪役は 似合わないな脇役でも 優しさを捨てられないひたすらばかで 正直な人だよ公園通りに 桜がずっとどこまでも風に運ばれてきた春が ちょうど土に落ちた綿毛がタンポポになるように春は言葉もなくいつの間にか そばにいる。
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