見上げた瞳に 流れる星の あとを追って風の行方を 人差し指で 占った色とりどりの 色に染まったこの街で僕も きれいな色に染まれるかなアジサイの上の カタツムリは言葉少なに 語った大切なものは ここからでも十分見える記憶の片隅に 静かに残る 一滴の涙空に届いて 星を浮かべた海になったよすべての命が いつか帰る場所。
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