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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


重力が空から音もなく降りてきて
数多の生き物を地面に縛りつけている

獣は 野を駆け回り
補食を 繰り返す

名もない文明の中にある小さな暮らし

重力の中にいてもまだ
荷物から解放されない
僕らは 鉛のような
悲しみを 抱えては

空を見上げ 何度でもきりもなく 死にたいと思うだろう。

2016/10/26 (Wed)

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