詩人:どるとる | [投票][編集] |
笑顔が似合うあなたの顔が 涙に 濡れてしまうときには
笑えない君の代わりに僕が 笑うよ
人生は 楽しいことばかりではないから
だからこそ 笑えるときには
思いきり 笑わなきゃ損だよ
笑いたい大切なあなたに
心から 届けたいのは
悲しみなんか忘れてしまうくらいの
とびきりの笑顔なんだよ
でも 誰かの涙を差し置いて
笑う気持ちにはなれないんだ
優しすぎる 君の危うさを
僕は 痛いくらい知ってる
だから 僕も君のその優しさに
付き合って いるんだよ
人様に涙を 見せるのは 弱さだと
いつから 思うようになったんだろう
つまらない雰囲気に流されたかな
生きることに 向き合うたびに
直面するのは 世の中の非道さと
目をそらせない 過ちの 足跡
愛する 大切なあなたに
愛していると 何度言えるかな
永遠じゃない 限られた時間で
誰かを愛し 誰かに愛される喜び
ありふれた 幸せでいいから
神様僕にも ひとつくださいな
人を愛する 喜びを知ってる
今なら 誰かを迷いなく愛せるから
目の前にいる たくさんのあなたに
同じ眼差しを 送っていこう
油断するとすぐにほら 忘れてしまう笑うこと
無理やり 笑ってもそれは 意味はない
大切なのは 心から笑うこと
その 喜びに気づかせてくれたのは
あなたの存在だった
何でもない月日を重ねて
いつか 今日を思い出すとき
僕はきっと 老いさらばえているだろう
その時に 笑えたらこれ以上望むことはない
笑いたい大切なあなたに
心から 届けたいのは
悲しみなんか忘れてしまうくらいの
とびきりの笑顔なんだよ
でも 誰かの涙を差し置いて
笑う気持ちにはなれないんだ
優しすぎる 君の危うさを
僕は 痛いくらい知ってる
だから 僕も君のその優しさに
付き合って いるんだよ。