街の日は暮れて 今日も 終わるよ待たなくてもすぐに夜はやって来るだろう茜さす帰り道の 切なさを ポケットに詰め込んでどこか遠くに 行きたい気持ちを風が運んでいくよ電車の窓から見えた街並みは疲れはてたように 見えたよただいま おかえり 交わされる 言葉がどんなあなたにも 聞こえるようにそう願う僕は なぜかいつの間にか涙を 抱きしめていたその理由を 僕は知っている。
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