一人帰り道空を見上げた赤い夕陽が まぶしくて目を 反らした歩道橋の真ん中に来たとき迫る夕闇に 気づいた人は皆、帰る場所があること僕には あるだろうか そんな場所がただいま おかえり何度も 繰り返すその言葉何の有り難みもなくただ 呟くだけなら大切なことなんていつまでも見えないままだあなたが思うほど幸せは 大袈裟なものではなくあなたが思うほど幸せは ちっぽけなものではなくそれだけに幸せはその形を忘れてはいけないんだろう。
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