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どるとるの部屋


[8472] 春の暦
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


暦の上に 忘れじの春が 降りてきて
あなたは何度でも 振り返ってしまう

桜に埋もれた 町を歩きながら
なくしものを 探すけれど見つからない

足りない 言葉を 集めたら
あなたに届くかな 風に乗せて

会いたくて 会えなくて
ただ季節は流れていく
笑うことも 泣くことも味気ない
あなたが いなければ
幸せなど あり得ない。

2016/11/26 (Sat)

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