詩人:どるとる | [投票][編集] |
どっちつかずの 思いは振り子になって
まるで試すように いつまでも 回り道する
夜明け前の紫色した空に 星が輝いてた
タイミングを 見計らって投げる会話
答えのない問いかけばかりを
繰り返しては 何度も落ち込んでる
くだらないことも ありふれたことも
眩しいくらいに 今は輝いて見える
何故って聞かれたってわからないんだ
ごまかすように口づけを頬にひとつ
隙を狙って投げたアイラブユー 空振り
渋滞の道 ブレーキから足を離せない
やけに真面目な夜さ 下心は影を潜めて
この前観た映画の話になり しばらくその話で 時間をつぶした
世間では クリスマスだと浮かれてる
ああ僕は 思いも告げられずにいるんだ
言うほど強がれもせず まして強くもないから
すぐにボロが出てしまう
結末をあせるなよ 物語は まだ始まったばかり
スタートラインにさえ立っちゃいないんだ
くだらないことも ありふれたことも
眩しいくらいに 今は輝いて見える
何故って聞かれたってわからないんだ
ごまかすように口づけを頬にひとつ
隙を狙って投げたアイラブユー 空振り。