君が寂しそうに 悲しいわって言ったのは髪型を変えたのに気づかない僕に君が見せた小さな優しさ 何度も 何度も 繰り返した雨と晴れどれだけ笑っただろうどれだけ泣いただろう最後の雪がとける冬の終わりの日に僕の恋も終わったさよならだけを 残してまぶたの裏で思い出すだけの 幻ならどうか その形だけでも忘れないでいたい。
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