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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


花に決まった色があるように
形のないものに形を与えるには
少し 心を動かさければ
宛もなく 日々は流れ 道は途切れるまで果てまで続き
砂煙巻き上げる 風を起こす

旅人でもないのに旅を しているような

目の前にある世界がいつの間にか
君の全てに変わる
その時 あなたは
胸を張って 笑えるかなあ

今にも 途切れそうな会話も 凍てつくような寒さも
体を丸め眠る猫も
流れる雲の 先へ
物語は 急ぐだけ。

2016/12/24 (Sat)

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