詩人:どるとる | [投票][編集] |
言葉もなく 始まった会話のゲーム
相手の 粗を探しては
誰もが 先手に立っていたいんだ
オセロみたいにさ 裏表があって 世界
白か黒か はっきりしてよ
裏をかくなんて酷い
嘘を 絡めて それを真実と思わせる 企み
回る 廻る
まわる メドレー
流行りという名前のメリーゴーランド
存在するすべてのものにある それに見合うスピード
絶え間のないループの中で 少しずつ
世界の 本質を 見る目を 養う
正しさの上を 合理と不合理かで判断し
嘘か本当かをはじいてく
出来上がった 世界に 残された輝きは
なんて 悲しそうに光るんだろう。