詩人:orangest | [投票][編集] |
当たり前になっていく
毎日さえも過ぎ去り
二度とはもう
戻れない事位わかってて
それでもなお
戻りたいなんて事を
思うのは
いつだって満たされていた
からかもしれない
何気ないくせ
かけがえのないものだから
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暖かな風そよぐ
南向きの窓際で
聞こえてる...
笑いながら駆けていく
子供の声
感じている...
忘れていたような
あの輝き
指先に触れる何かを
探していたんだ
待つこともせず
ただ全力だったあの頃
季節はめぐり
大きくなった僕達は
つらいことや悲しいことも
たくさん知ったけれど
笑うことや楽しいことも
たくさん在ったから
これまでもきっと
歩いてこれたんだろう
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出会った頃には
こんな未来がやってくる事
知りもしなかったね
いつか語り明かした
夢は今ではどんな形で
輝いているかな
何度も挫けそうで
立ち止まったりしたけど
いつでもあなたがいたから
伝え合って感じ合って
私たちは一歩ずつ進んでる
笑い合って信じ合って
まだ少し怖い明日も
二人なら目指していける
人前で泣くことって
ずっと恥ずかしいことだと
そう思い込んでた
“守らなきゃいけない”
背負う分だけ大きくなれる
だけど違ってた
居場所を見つけられず
彷徨っていたこの手を
あなたはやさしく掴んだ
探し合って求め合って
私たちは少しずつ強くなる
助け合って支え合って
幕をあげたばかりの日々
二人で描いていこう
どんな時だって
私は隣にいるよ
忘れないで
私たちは二人だってこと
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お気に入りの服で
出かけたら
突然の雨にため息つく
ばかりで
そんな時は仕事も
手付かずで結局何もかも
うまくいかなくて
ふとした瞬間に思い出す
変わらないいつもの
あの人の横顔
だけどその隣には誰かが
優しい顔で微笑んで
いたりする
そう誰もが遣り切れない
思いを抱えて一生懸命
もがいてるんだ
泣きたいなら大声上げて
泣いてもいいから
その涙は無駄じゃない
きっと大丈夫!
未来を掴む自分を信じて
見上げる空には
必ず光が射してる
今は報われないことも
あるけどいつか
実を結ぶ日が来るから
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泣きたいときには
泣いてもいいよ
大声であがいたっていいし
言葉にならなくていいよ
嬉しくて笑えること
ばかりが全てじゃない
だからその涙は
無駄なんかじゃないから
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今年も幾つか季節が
巡っていった
あの日見た夢には
どのくらい近づいたのかな
正直まだ
大人になることの理由
なんて見つけられないまま
歩き続けているよ
だけどいつだって
忘れない
あの子やあなたと
精一杯紡いだ日々を
僕達が歩んできた季節は
いいことばかりじゃ
なかったけれど
確かに何よりも輝いていた
いつか立ち止まって
振り替えれば今は
くだらなく思えることも
きっと笑顔の切っ掛けに
なるのだろう
たくさんの出会いとか
別れもあった
その度に癒えぬ痛みを
経験したりした
それでも何一つも後悔
してないのは
かけがえの無いもの
つくりあげてきたから
だからいつだって感じる
あの子やあなたから
受け取った優しい愛を
僕達が進んできた旅路は
歪で凸凹道だったけれど
擬いなどない物語が
そこにあるはず
どんなときだって
教えてくれた
こんな日々が幸せなんだと
そしてその意味を今
伝えていきます
これから僕達の目の前に
大きな壁が
立ちはだかろうとも
あの子やあなたと共に
歩いていこう
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最後の雪が溶ける
その瞬間まで
あなたの隣にいたいよ
だからさよならは
そのまま言わないでいて
その日まで嘘でもいいの
暖かな夢を見させて
春には笑っていられる
ようにするから
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ここは実際理想と
現実のどちらなのだろう
もう何度もそう
自分に問い掛けている
一体いつまで何のために
戦い続けなければ
ならないのかって
ひたすら出口を探す
そうやって
今日も生きるのだろう
もし生きることが
罪であるというのなら
それは真赤な濡れ衣だと
証明してみせるから
ただ僕達は胸張って
堂々と歩いていけばいい
たった一つの道を
用意された毎日なんて
信じたくないだけかも
しれない だけど
それだけじゃ納得しない
こうやって
今日を生きて行くんだから
変わりゆく時代の中にその
答えが無いんだとしたら
それなら自分の手で
創りあげて見せようか
たとえ誰が笑っても
堂々と歩いていけばいい
たった一つの道を
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ふとした瞬間とても
悲しくて泣いた
淋しささえも分からない
涙を感じながら
それでも君はにっこりと
笑って手を差し出して
言ってくれた
「大丈夫?」って
心の奥の何かが
溢れたような気がした
いつからだったのかな?
ずっと君の背中を
見て生きていた
君がいるから僕は
笑っていれたよ
夢を見れたよ
ありもしない理想を
求めすぎて勘違いしてた
一番辛くて苦しいのは
自分だって...
本当は君がいつも
僕のことを
守っていてくれたのにね
そんな君へ伝えたい
十年分のありがとうを
無力で強がり傷つけて
いることばかりで
振り向けば吐く嘘も
ない位になっていた
このまま君と一緒に
生きていけたらいいよね
身勝手だけど
君がいなきゃ
一人残された
孤独の中で君の名前を
無意識に叫んでいた
美しき日々繰り返してた
君がいるから
僕は生きていられるよ
明日を見れたよ
こんな時代にでも人は一人じゃないんだって思った
君に何かしてアゲラレタカナ?
想い届け
君の心の優しさ
大切に 今感じる
そんな君へ伝えたい
十年分のありがとうを
いつか恩返しできる日まで
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今年の春はいつ来ますか。
今年の春は暖かいですか。
君と出会えた日も
こうして君と別れ行く日も
いつも雨降る春の日で
今年の春は晴れますか。
最後くらい笑っていたい、
のです。