ホーム > 詩人の部屋 > orangestの部屋 > HEARTS

orangestの部屋


[33] HEARTS
詩人:orangest [投票][編集]

降り頻る雨の音
涙する空
底の深い箱に
隠れた僕は

訳もなく口に出す
いつもどこかで
聴いてたような愛しく
懐かしい歌

どんな時だって
悲しみからは
逃げられないけど

こんな灰色の街に
光を連れて現れて
希望を教えてくれる
そんな優しい君でした

眠れない辛い夜でも
穏やかに朝を待った
季節が訪れたのなら
いつかまた君に会いたい

愛とは何ものか
知らない内に
愛を与えられて
癒されていた

2008/10/26 (Sun)

前頁] [orangestの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -