詩人:orangest | [投票][編集] |
恋人たちが肩を寄せ合い
歩いていくそんな季節に
行くところもないまま
彷徨いながら立ちすくした
この姿はどんなに滑稽ですか
寒さが身に染みるのは
君がいないから
今宵の月の灯りは優しすぎて
そっと目を逸らしました
こんな夜はいつも悲しくて
想いは募っていくばかりで
この胸から溢れていく
それは夢だと思っていれば
目覚めた時に夢だったと
諦められたのに
濡れた頬に気付いたのは
もうとっくに遅すぎた頃でした
心が君を求めて
君の名呼んでる
今宵の月の灯りは眩しすぎて
そっと目を逸らしました
分かりながらもあとどのくらい
同じような罪を犯しては
いつになったら許されます
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