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orangestの部屋


[5] For My Dear
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リビングの壁にかかる写真
その中の僕は満面の
笑みでした
平仮名の刺繍のある鞄
実は今でも大事に
使っていたり

思い出せない程のプレゼント
数えきれない程ある
宝物にして
恐い夢を見て泣きだした夜
何も言わないで
隣にいてくれたこと

そうして僕は
あなたと並ぶくらい
大きくなった

花咲くように
差し出された手は
温かくて強く
繋いだまま歩いた
もしもう一度
生まれ変わるとしても
また二人の元へ
生まれてきたいから


ある日描いた小さな未来が
いつからか輝く
望みになっていって
打ち明けた日
肩を叩いては不安や
躊躇いを安心させてくれた

間違った方へ行きそうな時
涙を瞳に浮かべながら
本気で叱られた
諦めかけた途中
その手の痛みを
はっきり覚えてる

子供心でも
わかっていたよ
裏にある優しさ

日々満ちるように
恥ずかしくなって
少しだけ離れた
場所を歩いた
独り立ちする
僕の心の奥
絡まった糸をいつだって
ほどいて下さい


あなたの口癖
「頑張れば報われる」
その言葉信じて

そうして僕は
あなたと並ぶくらい
大きくなった

花咲くように
差し出された手は
温かくて強く
繋いだまま歩いた
もしもう一度
生まれ変わるとしても
また二人の元へ
生まれてきたいから

いつかここから
旅立つ季節には
あなたの好きな花が
咲いてるんだろう
悲しい別れ
嬉しい別れでも
あなたにとびきりの
「ありがとう」言いたい

2007/09/27 (Thu)

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