詩人:orangest | [投票][編集] |
別れは余りに突然すぎたから
素直に受け止めることが出来なくて
泣くことさえ忘れて立ちつくして
冷たい手をただ強く握りしめた
いくらそれが真実だとしても
多すぎる思い出達は忘れやしない
月輝いて君を照らすよ
夢導いて君を思うよ
もしもたった一つ願いだけ叶うのなら
いつかまたもう一度君に逢いたい
許されぬことだと知りながらもどこか
懐かしい声が聞こえたような気がして
振り返ってみても変わらないことに
虚しい夜ただ一人震えていた
口癖になる「大丈夫」だよって
そんなわけないことくらい分かっているのに
月輝いて君を照らすよ
夢閉ざされて君を探すよ
あの日に戻れるならもっと伝えたかった
こんなに君のこと好きだったことを
今になってよく思うんだ
優しかったかな 困らせなかったかな
だけど今はもう...
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