詩人:Ray | [投票][編集] |
これがほんとうの
『失恋』と言うのかな、
と感じた。
ずっとそこに愛はあったのに、
かたちさえ築けないまま
崩れ落ちた。
ひとが抱える、
ひとへの想いを
どうしてひとが簡単に
崩れさせられるの。
まるで
その権限を奮い立たすかのように、
あなたはあたしに
斧を振り落とした。
ねぇ あたし
間違ってるの?
あなたは
何が言いたいの?
こういう衝撃を
『傷つけられた』
って
言うのかな。。
詩人:Ray | [投票][編集] |
全部がかき消されて
全部を否定された.
いきなりからっぽになって
ただ 哀しくなった.
きっと
全部が間違いだったのね。
あたしの思いは、
全部が嘘だったんだよね。
好きという言葉を憎んだ.
愛しさに満ちていた心を恨んだ.
今までの
すべての時間を水の泡にした。
全部がかき消されて
全部を否定された.
愛を持っていた心は
その温もりを失った。
詩人:Ray | [投票][編集] |
『好きな人はいますか?』
『どれくらい
その人のことが、好きですか?』
『その人の、どこが
好きですか?』
『なぜ、その人のことが
好きですか?』
『その人と、どうなりたいですか?』
『あなたは、幸せですか?』
『なぜ、苦しいんですか?』
―ただ、
ほんとにほんとに、
好きだったの。
理由なんてない。
差なんてない。
理屈じゃない。
何も望まない。
好きであることが、寂しい。
『じゃあ、“好き”って
何ですか?』
詩人:Ray | [投票][編集] |
時々、
いままでの
あなたとの時間を思い出して
どうしようもなく
哀しくなるときがある.
ほんとにほんとに大好きで
どうしても欲しかったから。
あなたのことが
苦しいくらい
大好きだったから、
ずっとそばにいたのに.
あんなに頑張ったのに.
それでも叶わなかった
『結果』が
あたしを
無性に 寂しくさせる.
好きだって
言ってくれたのに。
あんなに強く
抱きしめてくれたのに。
ずっとそばにいたのに。
いまのあたしには
何も起こらずに
枯れた恋が
心の中に
あるだけで
あの頃の苦しみも
涙も 切なさも
いまでは
何の勲章にもならない。
ほんとはね。
ずっとそばにいたかった。
彼女でも好きでなくても
何でもいいから、
ずっと
そばにいたかった。
どんな状況であってもいいから、
あなたのこと
ずっと
大好きでいたかったよ・・。
詩人:Ray | [投票][編集] |
言葉は
こえに出したら
きもちを失って
うまく伝わらないから
ひとつとして
かたちになれない。
あたしのなかは
いま
ぐちゃぐちゃで
なにが哀しいのか
なにが寂しいのか
わからないから
言葉にできなくて
ただ
涙があふれる。
『こえにならない言葉』
ってのは
まさにこのことだと
今日この夜も
くやしくて
涙をながす。
伝えたいんじゃない。
伝えられないだけ。
ずっと哀しくて
ずっと寂しい。
あたしのこえが
涙にかわるとき
となりにいてほしいのは
あなたしかいない。
詩人:Ray | [投票][編集] |
『寂しいよ』って
言えたら
何か変わることがあるのかな。
あなたを欲しがってるわけじゃない。
あなたのそばが恋しいわけじゃない。
ただ
何をしてても 寂しくて
どうしても
笑えない。
涙はどこへ消えたのか
わからないくらい
あたしの心は
退屈で
『無』に近い。
想いはゼロに戻ることはないんだってこと
痛いほどわかってるのに
差し伸ばしたいと思う手がときどきうずいて
あたしは必死で我慢する。
誰かのものに為れないことが
ときどき無性に寂しくて
こわい。
それでもあなたは
まだそこに居てくれるの?
あたしはもう
ここには居ないよ。
詩人:Ray | [投票][編集] |
誰よりも 愛しくて
誰よりも 欲しがった。
ずっと そばにいたいと思った。
ずっと 好きでいると思った。
このまま 頑張ってれば
いつか 叶うんだって
信じてた。
現実はいつだって哀しい。
人の心は
もどかしいほど
風に流されて
明日にはもう
新しい対象を想う。
ずっとずっと
あなただけを
好きでいるんだと思ってた。
あんなに
好きだったのに。
離れた自分の心が
こんなにも
寂しい。
詩人:Ray | [投票][編集] |
ねぇ 何考えてるの?
なんで
あたしががんばって
「普通」にしてるのに
あなたはそれを避けるの?
気まずいって感じてるのは
あなたのほうなんじゃないの?
もうすがりついて困らせたりしない.
あたしは何も知らなくていいから
せめて
『普通の友達』に戻ろうよ。
あたしは「今まで通り」
普通に接したいのに
なにその態度.
あたし あんなに
好きだったけど
ほんとうに
『なんであんなに好きだったのか』
わからなくなってきた.
あなたって
どこまで勝手な人間なの
詩人:Ray | [投票][編集] |
手をのばす先には
いったいだれが
いてくれるだろう?
ずっとずっと待ち続けたいつもの空の下、
寂しいからじゃなくて
あなただけにのばした
あたしの手は
あなたの手につながることなく
やがて疲れ果て、
その手をおろした。
いままで
あなたがいたから
寂しくなんてなかったのに
手をのばしても
だれもいないことに気づいたとたん
あたしのなかは
いつでも泣いてた.
いまになって
『寂しい』と言うことができれば
この思いは解消されるの??
おとなになりたくて
こどものままではいたくないから
そんなふうに
素直になれないあたしがいる.
ほんとうはきっと
『寂しい』んだよ.
ねぇ
だれが
この手を受けとめてくれますか?