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Rayの部屋


[276] -love lorn-
詩人:Ray [投票][編集]

こころの居場所が

わからなくなった。



僕は 確かに

君を好きだった。



本当に 大好きで

大切で

愛しくて


どんな事をしても

その気持ちを
守り続けたかった。




でも


君と過ごした時間は

『過去』となり


思い出は
ただの『記憶』となった。



永遠なんて
在るはずもなくて


僕は

頭の中
次第に かすんでく

君の姿を

しっかりと
捕まえておく事が
出来なかった。



忘れたいだなんて

これっぽっちも


思ってなかったのに



それでも
僕の頭の中は

塗り替えられていく。




君を 好きでいる事が

僕にとっては
あたたかな幸福だったのに



『君』は どんどん

居なくなってく。




こころの居場所が

無くなった。




ただ 僕は


君を
確かに 好きだった。


2005/05/20 (Fri)

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