詩人:Ray | [投票][編集] |
ずっと一緒に居られたら。
そんな幸福な事
きっと
他には無いの。
あなたの隣で
あたしはいつも
笑ってて
優しく
だけど 強く
握り締めた手を
これから ずっと
離す事は無いんだな
って
当たり前のように
考えてた。
『運命』だなんて
そんな風に
飾る気はなかったけど、
偶然の出会い
だけど 必然的に
あたし達は
一緒に居るんだって
思ってた。
でも
いつの間にか
離れた手
あなたは
もう あたしじゃない
他の誰かを見てた。
哀しいとか
悔しいとか
そんなんじゃ
伝わらないよ。
ずっと
一緒だと
バカみたいに
思ってた。
『一緒に居られて
幸福だったよ』
なんて
言えない。
過去でも
現在でもない。
あなたの居ない
未来に
歩み出す意味なんて
無いの。